やねうらるーむ

経験、スキルともに0の社会脱落者がフリーランスで食っていくことを目標に奮闘するブログ

女性向け日常アニメは売れるのか

はい、瑞季です。

 

日常アニメってあるじゃないですか。かわいい女の子がキャッキャウフフしてる日常を我々視聴者が見てニヤニヤする、あの日常系アニメです。

ゆゆ式はいいぞ。

 

ふと思ったんですけど、こういう「日常系アニメ」って、大多数の登場人物が女の子っていう、いわゆる男性向けが多く目につくじゃないですか。

そこで考えたんですよね。

 

女性向け日常アニメはあるのか、また売れるのか

 

私は専門の人じゃないのですべて個人的観測になるのですが、ちょっと考えてみたいと思います。

 

 

 

日常系アニメとは

 

まず日常系アニメの定義ですけど

空気系(くうきけい)若しくは日常系(にちじょうけい)[1]とは、2000年代中頃以降に見られる特定のアニメ作品群[2][3]。登場人物、とりわけ若い女性キャラクター達の会話を軸に、大きな事件や出来事を伴わない何気ない日常を淡々と描写している点が特徴とされる

 と、Wikipedia先生はおっしゃっています。

 

代表的なのが『らき☆すた』とか、『のんのんびより』、『けいおん!』、最近では『ゆるキャン△』も日常系でしょうか。

全てに共通しているのは、「可愛い女の子たち」が「何気ない日常で交わす会話や出来事」で物語を構成しているということです。

らきすたなんて、チョココロネの食べ方でエピソード1つできてますからね。

 

そして視聴者は、その日常を見て「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」となるわけです。

 

女性向け日常系とは?

 

今まで挙げてきた日常系は、一般的な男性向けアニメでした。

それでは、女性向けの日常アニメはあるのでしょうか。

 

思い当たるのは、『男子高校生の日常』でしょうか。

または『おそ松さん』?

でも、どちらも日常系アニメと言うには引っかかるものがあります。

 

それは「ギャグに寄りすぎ」な事です。

 

日常アニメのギャグは、言ってしまえばそこまでおもしろくありません。

なぜなら、笑わせることが目的ではないからです。

そのような「女の子たち」が可愛いことが重要なのです。ボケキャラとつっこみキャラのキャラ立ちのためと言ってしまってもいいかもしれません。

 

しかし、先ほど挙げた2作品は笑わせようとしてギャグを仕込んでいます。

つまり、笑わせることが目的=ギャグアニメと言う方が近いのです。

 

1つ、『メガネブ!』というアニメをご存じでしょうか。

『メヒマラヤ第三工業高校には「メガネ部」という部が存在する。部員全員が眼鏡を掛け、そこでは女性の裸を透視するために「非生命体透視メガネ(通称スケスケメガネ)」の開発が行われている。本作では不慮の爆発により部室もなくなってしまったそんな部員たちの日常が描かれる。 

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

というアニメです。

 

日常系アニメあるあるの、アニメの舞台となった特定の地域があったり、若干「それ友情超えてるんじゃねぇの?」という描写があったり(これについては『メガネブ!』は公式が病気でした)、割と従来の日常系アニメの大筋を行くアニメでした。

 

が、あまり有名ではないですよねー。私は好きだったんですが…

 

女性向け日常系は売れるのか

 

では、従来の日常系アニメを踏襲した女性向け日常系は売れないのでしょうか。

 

正直、「だって二次創作でできるもん」っていうのが大きいのではと思います。

 

女性向け二次創作でよく見られるものの一つに、「キャラ達の日常を妄想したもの」があります。

つまり、女性たちにとって「日常」は「妄想で補ってこそ楽しい」ものなのではないでしょうか。

 

実際、『おそ松さん』はキャラクター達の日常を描いているようで、その実分裂したり爆発したりなんか語彙力が追い付かないほど奇想天外なストーリーでした。

その中で、各キャラクターの性格やキャラクター同士の関係性はしっかり描写されており、それが二次創作に火をつけたのです。

「このキャラはこういうとき、こんな行動をするだろうなぁ。このキャラたちはこういう時こんな会話をしているんだろうなぁ」という、妄想が捗るしっかりとした土台を公式が築いていたため、あれほど大盛り上がりを見せたのではないでしょうか。

 

好きなキャラの日常は、妄想してこそ楽しい

 

女性向け作品の真髄が、ここにあるのではないでしょうか。

 

じゃあ、女性に受ける日常系アニメは需要ない?

 

正直、男性向け日常系アニメのように、大盛り上がりということは難しいのではないでしょうか。

しかし、ポイントさえ押さえればある程度のものはできると思います。

 

そのポイントとは、「妄想する余地を残す」ということです。

 

パッと思いつく方法としては、秘密を抱えたキャラクターを作るとか。

ストーリーのメインは「日常の取り留めのない会話」ですが、会話の端々から「あれ、こいつ何か隠してるぞ」と匂わす。

「このキャラは、実はこのキャラに劣等感を抱いている」とか、「周囲にうまくなじめず悩んでいる」とか…

それらを小出し小出しにしていくことで、「もしかして」と妄想する土台と余地を作る。

 

うーん、考えてみると難しいですね。

何かいい案があれば、ぜひ教えてください。

 

おもしろい女性向け日常系アニメ募集中!

 

今後も日常系アニメは増えていくことでしょう。

最近では「新日常系」なるものも出現し、日常系アニメも一筋縄では難しくなってきましたね。

そんなご時世、女性向け日常系アニメで新境地を開いてみてはいかがでしょうか。

そして私に教えてください!

共に萌えあがりましょう!

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんも良い日常ライフを!